山形県山形市上桜田3−4−5
地方のSOHO・フリーランスのスキルアップや、独立を検討する方などがテレワークを用いた「新しい働き方」を構築するための『SOHOジョブトレーニング』を開講しカリキュラムを終えました。
この勉強会は、東北芸術工科大学松村茂研究室が主体となり、テレワークを用いた地方創生に向けた「人材育成」として実施しております。
研究室では勉強会以外にも、県内で先進的な雇用環境を採用する企業の応援や、山形県内のコワーキングスペースとの連携、ITワーカーを中心とするイベントの開催・サポートなど、地域の中での「新しい働き方」の創造と、その実現に向けた取り組みの充実のため企画、研究活動を行っています。
今回の勉強会は、新しい働き方のための勉強会の成果物の報告と、新しい働き方を実現するためのディスカッションの2部構成でおこないます。
「地域の課題と興味、流行などから新しい仕事・需要を生み出すために。」
技術や時間などの制約があるなかで実現可能な方法はなにかを考えながら、ITスキルの習得と新しいプロジェクトの興し方、オンラインコミュニケーションの方法を身につけていきました。
・Webを活用した新しい技術、仕組みを実際に試してみる。
・顔を合わせる会場とオンラインを同時並行的に活用して、遠隔地にいるメンバーとも共にディスカッション、ワークする。
当日は具体的な実施内容とその成果を報告します。
<SOHOジョブトレーニングの概要>
2015年10月〜16年1月開催。
Webによる情報発信に必要な更新作業や、各種ネットサービスの機能を自身のサイトに連携させることができる「API」の基礎知識、クラウドソーシングへの発注(発注するための要件定義の知識)、Web会議とクラウドコンピューティングを併用した新たなワークコミュニケーション手法などを体験しながら学んでいった。個別スキルを磨く「ワーク」と、チームビルディングを行う「プロジェクト」を織り交ぜた内容。
講師:阪野正義(日本テレワーク学会会員、松村茂研究室OB)
特別講師:斉藤博美(ダブルインフィニティコーディネート代表、山形県立産業技術短期大学校 講師)
(報告)阪野正義、ジョブトレーニング参加者
「自分らしく働くために。ITを活用して実現できる新しい働き方を考える」
前半の報告会を踏まえて、テレワークを用いた新しい働き方についてみなさんと意見交換をして参ります。
これからの世界や日本、地域のなかで、自分らしく働くためにはどのようなことをするのが良いか考えてみましょう。
・報告会から思い描くIT・テレワークを活用した「新しい働き方」像は?
・どのような知識やスキル、仕組みがあれば「新しい働き方」を実現させることができるか?
参加される方全員でグループディスカッションを行います。
(ファシリテーター)阪野正義
日時:2016年1月30日(土)
13:30 開場 14:00〜16:40
場所:東北芸術工科大学本館2階 207教室
参加費:無料
申込み:ドアキーパーの申込みフォームからお願いいたします。
【主催】松村茂研究室
松村茂 東北芸術工科大学企画構想学科 教授、日本テレワーク学会会長
【後援】ダブルインフィニティコーディネート